慢性腎臓病のない成人の高タンパク質食、メタ解析で腎機能と体組成への影響を解析
Diabetes, Obesity & Metabolismは2026年6月14日、慢性腎臓病のない成人の高タンパク質食に関するメタ解析(全体で22試験)を公表した。総エネルギーの約25〜35%または2.0g/kg/日以上の摂取を通常・低タンパク質食と比較した。
推算糸球体濾過量(eGFR、解析試験数・人数は抄録に未記載)の効果の大きさ(標準化平均差)は対照食を平均0.39上回った(95%信頼区間0.09〜0.69、I²=74.9%)。血清クレアチニン(19試験1044人)は0.08(同-0.09〜0.25、I²=20.8%)で有意な変化はなく、腎障害を示唆する一貫した生化学的証拠はなかった。通常・低タンパク質食との比較では体脂肪率と総脂肪量を減少させた一方、除脂肪量への有意な影響はなく、短期間の推算値が多いため長期の影響は不確実としている。